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Wednesday, 30 October | |||||||||||||||||||||||||
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The Office という人気のBBCコメディが、最近ときどき21世紀のフォルティ・タワーズと言われたりしています。といっても、The Office はある会社の日常の光景を描いた、ドキュメンタリーのフォーマットを完全に逆手に取ったパスティーシュで、クラシックなシットコム形態であるフォルティ・タワーズとの共通点はあまりなく、強いて言えばボスの性格がフォルティさんぽいということと、見ていると考え抜かれた非常にクレバーな構成であるという印象を受ける点くらいです。作者兼主演のリッキー・ジャーヴァイスはあるインタビューで、フォルティ・タワーズと比べられることにつき、「問題は、向こうは30年経った今でも人口に膾炙しているが、こちらは30年後にどうなっているかはまったくわからないことだ」と言っていました。 と、フォルティ・タワーズの再放送を見ながら思い出していたところです。今週はThe Builders。個人的にこれがいちばんスキな話なので(2番目は最終回のBasil The Rat)、もうDVDがすり切れて薄くなり向こう側が透けて見えるほど見ているにもかかわらず、 ・ マニュエルが横抱きで運ばれているのを見てもまったく動じていない少佐がかっこいいなあとか、 うきうき再見していました。 つくづく思います。よくぞフォルティ・タワーズは12話で終わってくれたと。いや妙な話ですが、BBCの場合、人気が出たシットコムがあると平気で10年くらい続けさせようとするんです。最たるものがOnly Fools And Horses で、このシットコムはほぼ同じメンバーでかれこれ20年くらいシリーズと特番と映画で続いています。確かにこれは寅さんが面白いごとくとても面白い。しかしやはり、フォルティ・タワーズは話もキャラクターもみな強烈でありながらこうきっぱりと12回であったからこそ、薄められることがなく、こっちに余韻と想像の余地を残し、今でもこうしてプライムタイムの再放送に耐えているのだなあと。 お話変わりまして。サンセット大通り様主催の、ジョークサイトの管理人に訊く100の質問に答えてみました。ご興味おありでしたらどうぞこちらへ。→★
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Sunday, 27 October (10月30日付記: この日以降2日間この背景を全面の壁紙に貼っていました)頁をお間違えになったわけでは決してございません。 よろしければどうぞご一緒に。
というわけでいっちょぱあっと行きましょう。もう無礼講で。だから今日は後ほど、日記も含め五月雨式にもうちょっと更新予定です。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * そののち@ * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * そののちA (このへんからちょっと日付的にあやしくなってくるけどどさくさにまぎれて続行) 「例えば何かを取ってほしいとき、我々は『そこのトーストを取って下さい』と率直には決して言わない。その場合まず最初に謝る。『大変申し訳ない』。で、『大変申し訳ないのですが、まことにお手数をおかけして恐縮と存じますがお手近のトーストなんかをご親切にもこちらにお回し頂くというようなことをお願い申し上げてもひどくご迷惑ということはなくご都合はよろしいでありましょうか』と続く」 ずっとこんなふうなデタラメ(でも時々非常に真実)を真面目な顔で饒舌に述べているジョンがむちゃむちゃ面白い。でも何故どこからともなく突然パンが出てくるのかが不思議だったのです。 このたび番組最初のレターマン氏の説明を聞きようやくその謎が解けました。いわく、この番組はこの直前放映第1000回を迎え、その記念にスポンサーのジェネラル・モーターズ社がレターマン氏にくれたのが、トースター1個だったそうです。レターマンさん感動し、今回スタジオにそのトースターと巨大なパン袋を持ちこみ、司会業のかたわら片端からそれを焼いてはゲストと観客のみんなに食パンを配る仕事をしていたという。でもおかげでパンにバターを塗るジョンという珍しい光景が見られました。しかもその手つきが優雅に英人的でよいのです。 (日本人は左手に食パンを持ち空中でバターを塗りますが、英人はパンを皿またはテーブルに置き、左手で上から固定して、右手のナイフで押さえつけるようにして塗りこみます。箸・茶碗文化とナイフ・フォーク文化の違いです。) * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * そののちB
(もはや日付など忘れて三が日までかまわず続行) ゲストブックに Palin's Travels のことをお書きくださったトコ塚さん、それから以前OTRcat(ISIRTAのmp3ディスク販売サイト)を教えて下さった詰めさん、どうもありがとうございました。両方ともさっそく、お二方のサイトもろともそのリンク頁にいけどりにさせて頂いております。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * そののちC
(意外とこの壁紙はわたしに似合うわ定着させてしまおうかしらとやばい考えを抱き始めている) ゲストブックのかなさん、ようこそいらっしゃいませ。そしておめでとうございます。よかったですねえ〜。わざわざこの辺境サイトのさらに奥地に足を運んでお知らせにいらしてくださるとは、それだけでも嬉しさが伝わってくるようです。でもかなさんはマイケルのために来UKされたのでしょうか?もしそうなのなら、その心意気は是非とも見習わせて頂かなければなりません。いやその。 さて。 土曜日の朝9時半という妙な時間に始まるイベントでした。だから会場に向かい歩いていても、まだ街はがらんとしてました。 ところでいつの間にかマイケルの話題になっておりますが、あまり深く理由を考えずにこのままジョンの誕生日記念日記を終えようと思います。来年もよろしくジョン。好きな言葉が「毒を食らわば」の管理人より。♪I'll still be sending you a birthday greetings, I'll still need you, I'll still feed you, when you're sixty-four〜♪ (フェードアウト) (かなさんへ追伸:
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Wednesday, 23 October | |||||||||||||||||||||||||
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サハラ第二回放送の◎ :
35時間かかる予定の電車がさらに途中で10時間遅れ、かなりよれて朝5時にようやくたどりついた目的地の駅で、うるさく「あんたどっから来たんだいオイ」と話しかけてくる現地人に、「Oh I don’t know, not a f***in’
clue!」と答えるマイケル。マイケルの口からFワードが出てこようとは。どきどきしちゃいました。その場面のナレーションでマイケルは、「正直言ってこのときのぼくは確かに疲れきっていた」と言い訳していました。
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Friday, 18 October | |||||||||||||||||||||||||
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今映画を見に行くと、もれなく来月20日公開新007の予告編がついてきます。しかも新Qと007がふたりであやしい一室に閉じこもり、あやしい道具でなにやらあやしいことをしているシーンつきの、いいのかこれを18禁にしなくてとつぶやきたくなるゴーカ版です。(←いや実際Qと007はそうしているのでありまして、わたしは嘘は書いておりませぬ。) わたくしそのせいで、肝心の映画がさっぱりアタマに入らず大変困りました。映画が終わっても何食わぬ顔でそこに居残り、次の回の始めの007予告編だけもう一度、マバタキもせずドライアイ涙を流しながら拝見してきたのは申し上げるまでもございません。というのはマバタキをすると出番約4.7秒のQちゃんを見逃してしまう可能性があったからなんですが。 その予告編は007公式サイトで見られます。派手なサイトです。「えーい動けこのぽんこつぱそ」とわがキカイをびしびし叱咤激励しながら見ております。→ www.jamesbond.com それから、ロンドンはサイエンス・ミュージアムでジェームズ・ボンド展という心躍る展示会が行なわれておりまして、そしてそこの一角にQのラボが再現されているそうです。→★ (フォルティ・タワーズをよく見ると、全体のセットがジョンにあわせてひとまわり高く作られていることがわかります。特にカウンター背後の棚。あの一番上の段は、マニュエルやポリーには、踏み台とかハシゴとかジョンでも持ってこないかぎり到底届かない高さです。)
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Thursday, 17 October | |||||||||||||||||||||||||
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昨日のマイケルサイン会@ケンブリッジでのできごとをひとつ。
予定時刻の1時間半前に会場のウォーターストーンズ書店に行って、さてではそろそろ本買って待ってよう、とサハラを抱えてレジに並んでいたら、いきなり表からマイケルが入ってきました。本棚の整理をしていた店員のおにいちゃんに、「えーと、ぼく今日ここでサインをすることになってるんだけど」と言っているのが聞こえました。おにいちゃん泡くって「は?え?あああそそそうですねええーと」とあたふたしていました。すると奥の方から一段階上役そうな女性が慌てて飛んで出てきて、「ようこそマイケルさん〜、さささこちらへ」と握手をしたその手を引っぱるようにして連れて行き、マイケルは裏へと消えていきました。わずか2分間ほどのできごとでした。
こういうお店の場合、裏の方にヴィジター用の出入口があり、ゲストはそこから出入りすることになっているのだと思いますが。まさか本人が表から入って来ようとは。わたくし控え目に言って、腰抜けるほど驚きました。だってぼっと突っ立ってたら突然マイケルが視界に入って来るという。予期せぬマイケル心臓に悪い。でも、もう一度心臓に悪い出会いがしたい。と、思いは千々に乱れております。
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Tuesday, 15 October | |||||||||||||||||||||||||
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サハラを見ながら思いました。ある年齢から上の英人男性にだけ少しずつ残っている古きよき英人男性的な点をあつめて、セーターを着せて肩掛け鞄を持たせたら、きっとマイケルになるなと。最後の善き英人のひとりマイケル・ペイリン氏が、ちょこっと初老にさしかかり、紺の丸襟セーター姿で黒鞄を肩にしょって、サハラ砂漠にぽつんと影を落としながら南へ南へとさくさく歩いて行く。その後ろ姿はなんというか、たとえば満開の桜を見たときに思わず日本人のなかにわき起こるあの感じ、あれをある種のイギリス人の中に起こすに違いないと思うのです。うまく説明できませんが。 第一回放送の個人的◎: モロッコ(だったかな)の国境の掘っ立て小屋のような検問所で手続きを終え、「ありがとう」と愛想よく手を振りながら外に一歩踏みだしたとたん、砂漠の横突風にびゅっとあおられ、バンザイのポーズで我々の視界から消えるマイケル。
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Sunday, 13 October | |||||||||||||||||||||||||
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BBCコメディカテゴリにて、 パイソン映画ミュージカル舞台化、か? というとっても気になるニュウス発見。→ ★ ザ・プロデューサーズ@ブロードウェイの大成功に続け、みたいなことが書かれてますが、プロデューサーズはもともと舞台向きの話であるという点で有利だったんじゃないかと。でもブライアン@ウェストエンドならジーザス・クライスト・スーパースターみたいで意外といけるかも。ジーザス・クライスト・トリックスターでも可。この際、音楽はサー・アンドリュー・ロイド・ウェーバーに「♪め〜〜〜もり〜〜〜〜〜〜♪(古い)」的にいっちょ盛り上げてもらって。その後劇団四季で日本上演もアリか。 さて今日はもうすぐサハラ放映です。だから部屋を掃除などしつついそいそしております。ふふ。
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Friday, 11 October | |||||||||||||||||||||||||
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ジョージ・ハリソン追悼ライブチケット争奪戦、玉砕。朝9時からの時報と同時に無限とも思える回数リダイヤルを押しつづけ10時半にようやくつながり、「もしもしもしもしジョージチケットプリーズぅぅぅ」とさけぶわたしをさえぎるように線のむこうのお姉さまのたのしげな声、「う〜りき〜れ〜でぇ〜す。をほほほほほほほ」(泣) しかしいまどき電話発売のみって、あんたできたばっかの頃のチケットぴあかい!麹町の公衆電話からならつながりやすいっつー出どこの定かでない噂だけをたよりに、がっこなどかっサボり倒し総武線に乗って東京までぺたぺた出てって、朝10時の時報の瞬間から半蔵門のぴあ本社前のボックスを占領しテレカの束握りしめて泣きながら電話かけてた過去をいやでも思い出させられたじゃねえかあオウ!もちろん携帯電話はベータのデッキくらいでかくて一般庶民はあんなもんはすぐに滅びると信じてたいい時代の話だ、それにあのころの電話にはなあ、リダイヤルなんて便利な機能はついちゃいなかったんだよ (泣)(泣)(泣)(号泣) わざわざゲストブックに足をお運びくださりこのチケット発売詳細をお書きくださったトコ塚さま、ありがとうございました。五日とろろ美味しうございました。管理人はもう走れません。世をはかなんだ元管理人は今、市川市指定家庭用可燃ゴミ袋にごそごそもぐりこみオーブンがあたたまるのを待っております。 しかし、 蛇の道はパイソンということわざのとーり、 まだ最高裁的救いはある。それは、 ダのつく自由業の皆様方面 からひとすじの光とともにやって来るのだ。当日、ロイヤル・アルバート・ホールのまわりをうろつきつつぎりぎりまでダのつく自由業の皆様と「なんだよ手前1枚400ポンドってのはオウ!」と礼儀正しく交渉しているわたくしの姿が今から走馬灯のように脳裏をよぎります。 ちくそう、今日はマイケルのサイン会@ロンドンに行ってきたという夢のように美しいお話を語ろうと思っていたのに。いや、でも、マイケルの話題はこんなヤンキーに襲撃されたタラのような荒れたココロ状態で書いてはいけない。管理人は今この荒野を踏みしめ、力強く「アタシはもう二度とパイソンビンボウはしない!」と右のコブシと左のかじりかけの泥つき生赤大根を振り上げつつ誓ったところです。 それにしても、マイケル(溶)。ああああああああああなんてなんてなんてチャーミングなおぢさまなのでしょうマイケル(崩)。芯からの素敵さがにじみ出てくるような(壊)。ジョンの気持ちがようやくわかりました(瓦解)(融点)(液化)(くにゃくにゃ)。 | |||||||||||||||||||||||||
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Monday, 7 October | |||||||||||||||||||||||||
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9月15日に行なわれたミリガン追悼イベントが、おとといBBCで放映されました。わたくし録画はしましたがまだ見てはおりませんのです。 で、昨日ちと用があり会社に電話をかけた。休日出勤中の同僚がそれに出た。 「もしもし」 「ゑ?^^;」 たしかにビッグ・ブラザーの如きBBCのカメラ様がわたしの座っていたあたりを右往左往うおさおしていたのは事実であるが。 「なんのことですか。わたしにはさっぱり理解できませんが」 彼は受話器を置き大声で叫んだ。 「某ー!akkoから電話だー!それからやつに『ゆうべテレビで見たぞ』って言ってやってくれー!あははははははははは」 某さん「もしもし。今なんかテレビがどうとか言ってたがあれはなんなんだ」 素晴らしい同僚に囲まれてわたくしは毎日幸せでございます。それこそもう、涙が出てくるくらいに(泣)
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Friday, 4 October | |||||||||||||||||||||||||
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1日↓最後にちらと書いたジョン不足問題についてわたくし考えました。最近急にこの問題に焦点が当たり始めた理由は、ロンドンにいるテリJとマイケル(と、ブライトンにいるキャロル)には、辛抱強く待っていればお目もじできる機会が確実に訪れるからである、とこのごろの経験から気づかされたからにほかなりません。 まったく人間の欲望にはかぎりがないもんです。当初、あたしここでかわいらしく私淑しているだけでいいのそうよ日陰の女でもいいのよ、とテレサ・テンのようにつつましやかなジョン専だったわたくしは、いつの間にこのような「あーここにジョンさえいれば…」と、レットと結婚していながらしぶとくアシュレのことを考えているスカーレットのような人間になってしまったのでしょうか。 ロンドンに根を下ろしているマイケルやテリJを拝見するたびに、あーもー、ジョンにもここにいてほしいんだよーーーーと思えてなりません。しかしいつかも書いたとおり、わたくしのばやい、生まれた地を離れ異国に住みたがる人々に向かい帰ってこいとか偉そうに言える立場にはあまりないのも事実です。どうすれば。そうだ、いい方法がある。
これで帰ってこずにはおられまいジョン。 だからそんな塩狩峠のような非現実的な案はともかく (もっとも、尊い犠牲になってくださる方は引き続き募集中ですが)。 実は、つべこべ言わずに自分から出向け。それがいやしくもジョン専を名乗るうえでの当然のつとめだろう。と、最近某方面からごツッコミをいただきまして。え?当然なの?それに出向けったって、そんないきあたりばったりに行ったってあれでしょ、アメリカは広い。休みの日にきったねえカッコして買いもんにでかけたときに限って上司にスーパーでばったり出会っちまう、てなこんなえげれすの僻地とはわけが違う。 なに?それが特定できる?どーゆーことだい。なんだって。うん。ジョンが。ニューヨーク州コーネル大学の名誉教授みたいなことやってる。ああ聞いたことあるな。スコットランドのセント・アンドリューズ大でも大昔やってたな確か。聖アンドリューズも面白いがっこうだよな、ジョンを顧問に据えたり今年は王子様を入学させてみたりな。だからなんでも今、聖アンドリューズへ留学希望のおなごが飯田橋のブリティッシュ・カウンシルにウンカのように群れなして押しよせてるっつーな。あたしゃ「王子様と同じがっこに留学して、で、どうしようってんだいお嬢さん」とツッコミたくってうずうずしてるんだが。 え?あそうそう、コーネル大学がどうした。そろそろ今年度の講義予定が決まり始めてる?でもめりけんの大学だって10月からだろ、で、1年のカリキュラムってのは最初から全部決まってるんじゃ。なに。正式な講義ではなく。いわゆるパブリック・レクチャーの予定。 …ふーん、なるほどねえ。で何故あたしに今そんなことを。ジョンのはもう終わっただろ、えーとおととしだったっけ?一般向けのスロットで講義して。 …へ? なに? …あー。なるほどねえ。そうなのかい。ジョンの名前がねえ、今年もそのスロットにまた入ってるの。来年始めくらいに一般向けに講義の予定だっての。へーえ。そりゃーなんだな。まったくご苦労なことだなあ。 …なに、名誉教授の任期は来年度で切れる。だからこれが最後の機会かもしれないと。 …いやいや、教えてくれてどうもありがとうよ、覚えておくよ。 …ばか言っちゃいけませんよ。だいたい講義内容がわかんないってんじゃ話になんないよ。あたしゃ嫌ですよ、紐育まで行ってサルの話されるの。サルならまだいいよ、最近あの旦那は哲学と宗教と心理学の中間くらいの妙な学問に凝ってるらしいじゃないですか。テキストとして読んでるって本をあたしも読んだ、つか眺めたことがあるけどね、これがもうあたしには一言一句たりとも解読できないんですよ。あれを理解できるってのはよくも悪くも普通の頭脳じゃないな。そういう話されても、そんな日本語でですら考えたこともないような話題についていけるわけは。 …え?いや、だから、これはたとえばの話ですたとえばの。ね?それ以外の講義だったら行くのかって、そういう言葉尻をとらまえるようなつまんないツッコミはおよし。もういいかなあたしは忙しいんだよ。なにしろ嘘競演が。いいから離しなさい、こらしがみつくんじゃない、あたしゃ忙しいんだってば。確かにブライトンのテリJイベントには有給取って行きましたよ、でもそれとこれとは事情が違うんだよ事情が。だめだその豚貯金箱に触るんじゃない、その中身はこの冬ハワイに行こうと思って必死でためた1ペニー玉なんだから。いーじゃないかハワイに行きたいんだあたしは。伝染るんですのかわうそ君に負けないくらいハワイに一度でいいから行ってみたいんだよ。もうハワイなんて呼び捨てたら失礼だよ、おハワイ様だよ。12階のシービュー部屋のバルコニーで籐椅子に座って、吹きぬける常夏色の風と一緒にトロピカルランデブー、とか地球の歩き方の表紙みたいなわけのわかんないポエムをつぶやいてみたいんだよ。バニヤンベランダのテラスで、ブランチとかいう聞こえだけはいい遅いメシだらだら食って、赤とか青とかかき氷にかけるやつみたいな毒々しい色の傘かぶった甘い酒飲んでみたいんだよ。そういう普通のOLみたいなことたまにはやったってバチは当たらないだろうが。こらやめなさい、後ろから羽交い絞めにするんじゃない。息が息ができなっんがんぐ …げほげほげほ。確かにハワイと聞くと逆上する癖がありますがねあたしには、ちったあ手加減してくれまったく。で、まあ、そりゃそうだ。話はわかる。ジョンには色々世話になったよ確かに。つっても向こうにとっちゃ世話なんかした覚えはこれっぽっちもないわけだが。あんだよ。何してやったりってな顔してんだよ。それにあれだよ、どっちかってえとあたしが世話してんだよよく考えると。だって結局あたしがあんだけ貢いだのがまわりまわって旦那の生活費になってんだろ。ツバメみたいなもんだな、ずいぶんトウのたったでかいツバメだけどな。え? …そりゃあね、そりゃ、行きたくないと言ったら嘘になりますよ。えーそーですとも、そりゃ、行けるもんなら行きますよ、いくらでも。サルだって妙な学問だってなんだってかまいませんよ。大西洋にタライで漕ぎ出してでも行きますよあたくしは。ほら、だから、そこで鬼の首取ったように勝ち誇った顔するんじゃない。 なんだって。そう言うと思ったから。もうコーネル大学に詳細を問い合わせてあるってのか。あらー、そりゃずいぶん手回しのいい話だな。返事は?まだ?一応もっかい見ておいで、ここはメールすら遅配される国だからな。おお、来てるか。どれどれ。
ひゃーなんてこったおい、指摘されてるよ。どうしたらいいんだ。でもねいいかい、あたしは行くとは言っていないよ。ただ行ければいいなあと他人事のようにお星様にお願いをしているだけですよ。それからくどいようだが、おハワイ様のトロピカルドリームだって忘れちゃいないよ。なにしろシービューポエムの野望があるんだよポエムの。そこんとこよろしくね。それに大体、この頁、一体誰とこんなふうにうだうだしゃべってるんだよあたしってば。 | |||||||||||||||||||||||||
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Tuesday, 1 October | |||||||||||||||||||||||||
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会場は現在「フル・モンティ」がロングランを続けている劇場です。1日だけこのイベントが入っていました。だから、外の看板も写真も全部フル・モンティのまんま。一瞬「ほんとにここでやるのか」と不安になってしまいましたが、ちゃんとやってました。 しかし残念なことに、出演者に若干の変更があったようです。始まる前にプログラムの名前をたどりながら、「メル・スミスの名がない!サンジーヴ・バスカーがないぃぃぃっ!!!」と俊寛のようにさけんでしまいました。ちくしょう、サンジーヴーーーー。 詳しい内容については、誠に勝手ながらかぜさんの掲示板のutamaruさんの書きこみにお譲りさせていただければ幸いです。
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