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TFJC
| Die Another Day
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...
What's Q?
007映画においてQがボンドに開発兵器を渡す場面はしばしば
"The Q scene"
と定冠詞の「ザ」つきで呼ばれ、ボンドファンにはストーリー、アクション、ボンドガール、そして主題歌のクォリティと同じレベルで重要視されます。これには、第2作の「ロシアより愛をこめて」(1963)以来「ワールド・イズ・ノット・イナフ」(2000)まで、すべてのボンド映画でQ役をつとめてきたデズモンド・リュウェーリンの魅力に負うところが大きいようです。ボンドが誰になろうと、リュウエーリン氏は変わらずそこにいて、ボンドが危険な任務におもむく前に、ひとときのやすらぎを与えてくれる存在でした。
その存在の要約。Qはつまり「秘密兵器のおじさん」だそうです。直リンクご容赦。→★
LOOK Q'S
TALKING
その37年間に、リュウェーリンQがものした名ゼリフ。
「どうやら奴は再突入をはかっているようだ。」 "I think he
is attempting re-entrying."
ムーンレイカー
(1979) |
「007が女ばかりの島に送り込まれているんだぞ、朝まで見つかるわけがない」 "007 on an island
populated exclusively by women, we won't see him till
dawn!" オクトパシー
(1983) |
「これが特にすごいところだ。ここのギアだが、カバーを取ると赤いボタンがある。しかし、いかなる事態においても触ってはいかん」 「なぜ?」 「これを押すと、ここのルーフが外れて助手席が外に吹っ飛ぶ。ひゅっ!と」 「脱出シートか?冗談だろ」 「仕事に関しては冗談は言わん」 "Now this one I'm
particularly keen about. You see the gear lever here? Now, if you
take the top off, you'll find a little red button. Whatever you do,
don't touch it." "Yeah, why not?" "Because you'll release this
section of the roof, and engage and then fire the passenger ejector
seat. Whish!" "Ejector seat? You're kidding!" "I never joke
about my work,
007." ゴールドフィンガー
(1964) |
「それに触るんじゃない!私の昼飯だ」 "Don't touch
that! It's my
lunch." ゴールデンアイ
(1995) |
「よく聞け007。この扱いには細心の注意を払ってもらいたい。これは特別な機能なんだ」 「ご期待にそえなかったことがあったか?」 「何度もな」 "Now pay
attention 007. I want you to take good care of this equipment. There
are on or two rather special accessories." "Have I ever let you
down,
Q?" "Frequently." 私を愛したスパイ
(1977) |
「いいか、もしQセクションがなかったら、君はもうとっくの昔に死んでいる」 "Remember, if it
hadn't been for Q Branch, you'd have been dead long
ago.゛ 消されたライセンス
(1989) |
「休暇旅行の必需品を揃えておいた。爆発する目覚し時計。誰の目も二度と覚まさないことは保証つきだ。デントナイト歯磨き。節約して使え、実は最新式のプラスティック爆弾だ」 "Everything for a
man on holiday. Explosive alarm clock - guaranteed never to wake up
anybody who uses it. Dentonite toothpaste - to be used sparingly,
it's the latest in plastic
explosive." 消されたライセンス
(1989) |
「これは水中カメラだ。このシャッターひと押しで8枚連写できる」 「たいしたもんじゃないな」 「何を言う、赤外線フィルムだから暗闇でも写せる!」 "That's an
underwater camera. It takes eight pictures in rapid succession by
pressing that button, there." "Is that clever?" "If it can
take picures in the dark with an infrared film,
yes!" サンダーボール作戦
(1965) |
「これは危険信号をあらわす。肌身離さず持っておけ」 「やな忠告だ。」 "Now here's a
minuature Very pistol that fires a bright red flare, a distress
signal. You should keep it on you day and night." "I resent that
remark." サンダーボール作戦
(1965) |
「自車損害金保障はつけるか?」 「そうしてくれ」 「火災保険は?」 「おそらく」 「所持品保険も?」 「絶対にいる」 「搭乗者傷害保険は?」 「いらないと言いたいが、事故は起こるもんだ」 "Will you need
collision
coverage?" "Yes." "Fire?" "Probably." "Property
destruction?" "Definitely." "Personal injury?" "I hope not,
but accidents do
happen." トゥモロー・ネヴァー・ダイ
(1997) |
AND NOW
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さてDIE ANOTHER
DAY。今作が40周年記念、そして20作目のボンド映画ということで、脚本のニール・パーヴィスとロバート・ウェイドは過去の19本を何度も見返し、そのすべてから、敬意を払いつつ、今作全体にばらまくようにリファレンスを散らしたそうです。それを見つけ出すのも今作の楽しみのひとつです。「ザ・Qシーン」も例外ではありません。Qの台詞は特に、リュウエーリン亡き後のジョン新Qをどのように過去作とつなげるかと、注意深く書かれている印象を受けます。
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アストン・マーティンの透明化機能を説明され思わず「冗談だろ」とつぶやいたボンドに、
「先人の教えに従い、仕事に関しては冗談は言わないことにしている」 "As I learned
from my predecessor, Bond, I never joke about my
work." |
↑ちなみにここでは触れられませんが、このアストン・マーティンにはきちんと脱出シート機能がついています。
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ボンドに新しいオメガを渡しながら、
「これで君には20個目の時計になるはずだ」 "This is your 20th watch, I
presume." |
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架空の地下鉄駅ヴォクソール・クロス構内のQのラボ。「オクトパシー」のアクロスターとボート、「サンダーボール」のジェットパック(「これはまだ動くのか?」とボンドがスイッチを入れ、飛び上がろうとするところをQがつかんで引き戻す)、「ロシアより愛をこめて」のナイフ仕掛の靴
(ボンドがちょっと臭いをかいで顔をしかめる)が並んでいる。
ボンドから靴をとりあげたQが一言。
「なんでも触らずにいられないのか?」 "Must you touch
everything?" |
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Qがもったいぶって示した「新しい車」。しかしそこにはなにも見えない。ボンド思わず
「なあ、地下に長いこと押しこめられすぎてたんじゃないのか」 "Maybe you've been down here too
long." |
ボンド 「なんだ、見かけより実は賢いんじゃないか」 Q
「見かけが実より賢いよりマシだ」 "You
know, you're cleverer than you look!" "Better than looking
cleverer than you are." |
そして新Qを歓迎すべくさりげないリファレンスがひとつ。
Qが開発した仮想空間での訓練。仮想のテロリストが仮想のMを羽交い絞めにして銃をこめかみにつきつけ人質に取っている。ボンドは一瞬迷い、Mを撃ち、そして思わず手を緩めたテロリストを撃つ。それを見たQは、「緊急事態とはいえ、自分の上司を撃つとはあまり感心はしないな」と批判する。ボンドは答えて、
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「よく見ろ、奴は仕留めた、だけどMはちょっとしたかすり傷だけだ」 "You'll find him dead, but I've only given her
a flesh
wound." |
↑言うまでもなく、ホーリー・グレイルの、黒騎士の無謀な負け惜しみゼリフを反映しています。
Welcome to the James Bond
Neverland。
Uploaded: 26 Nov
02
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